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今回は渋谷（松濤・神泉）の『エンリコ』の紹介です。まず、基本情報をまとめておきます。
『エンリコ』の基本情報を紹介
渋谷（松濤・神泉）『エンリコ』
- ジャンル：イタリアン・ビストロ・ワインバー
- おすすめ酒：ワイン・ビールなど
- アクセス：東京都渋谷区松濤2-14-5 ヴィラ松濤 1F（最寄りは渋谷・神泉駅）
- TEL：050-5571-8207
- 一回利用時の予算：5,000円～15,000円
- おすすめ利用シーン：一人ご飯・サシ飲みなど
- 定休日：日・月曜日
- 予約はこちらからどうぞ↓
渋谷エリアにあるワインバー。渋谷駅周辺の喧騒を抜けて、大人な松濤・神泉エリアにあります。渋谷とは思えないほど静かなエリアにある素敵なお店なので、大人の一人飲みやデート、会食などにおすすめです。
『エンリコ』はカウンターのみ10席ほどの小ぶりなスタイルで、落ち着いた雰囲気が魅力。オープンから5年弱のお店ながら、松濤エリアに住む地元民に愛されています。ちなみに、同じく渋谷エリアに『オルランド』という姉妹店があるそうです。
渋谷（松濤・神泉）『エンリコ』でイタリアンとワインを味わう
メニューはイタリアンとワインがメインで、基本的にアラカルトでサクッと楽しめます。ワインバーやビストロ感覚で利用しやすいお店ですね。シェフは2代目らしく、ソムリエの女性とともにおよそ2年間お店を営業してきました。サッパリとしたルックスと接客スタンスで、一見客・常連客どちらも朗らかにもてなします。
コースを用意するのではなく、アラカルトで来客の要望に応えるのが流儀。アレルギーや苦手なものはもちろん、ポーションの調整にも快く応じてくれます。それでは、筆者も最初に好みと流れを伝えようではありませんか。
この日はほかにバーでお酒をたらふく飲むつもりだったため、向こうに「お肉料理はマストで料理3品、ワイン2～3杯もらいたいです」と伝えます。そこで「冷菜・温菜・メインで、メインは提供まで少々時間頂戴するので、最初に決めてもらったほうが良いかもです」といった感じで、筆者の気分に合わせたミニコースを一緒に考えてくれました。
こうやってカウンター越しで色々やり取りして流れを決めていくのは好きで、赤坂の『ブタリ』の時と同じような心地良さがありました。
早速、即興ミニコースのスタートです。
まずは「カンパチのカルパッチョ」で、小さめのポーションに調整してもらいました。オレンジや香草、コショウなどと口にほおばれば、味覚があらゆる美味しさで刺激されます。楽しいひと皿で、白ワインとも相性抜群でした。
お次は「オムレツ」が登場。ふわっふわな食感とかわいいルックス、パルミジャーノの旨味が一体となった至高のオムレツは、も～うあと10枚食べたいくらい最高でしたね。オムレツ万歳！
メインが来る前に赤ワインをやっつけ始めます。シラーズ品種を使ったオーストラリアワインで、果実味と大人な渋みが前半楽しめます。後味・風味はスッキリとした印象で、パワフルな第一印象とは良きギャップ。舌・鼻の制圧感はあまりないですが、〆ではないこのタイミングではその潔さは逆に高ポイントでした。
ラベルデザインは日本の絵本作家・谷口智則さんが手掛けているそうで、毎年日本の干支に合わせたデザインがラベルに描かれます。最新は辰年にかけて、ちょっぴりキュートな龍が全面にデザインされています。この辺の遊び心も楽しいですね。
この赤ワインに合わせるメインは「安芸高田鹿肉ももロースト」です。キレイな赤身としつこくない脂がなんともおいしく、歯ごたえも良し。どっしりとした赤ワインとも相性良く、結構なお手前でした。
ちなみに、小休憩用のグリッシーニもありました。生ハムを巻き巻きしたくなるナイスなお菓子です。こういうのがあるのは意外とありがたい。
以上、今宵の全メニューでした。美味しさとホスピタリティ、店内の清潔感、ロケーション、そして比較的リーズナブルなお値段を諸々考えるとかないコスパ良しなお店かなと。シェフの狙い通り、気軽に楽しみやすいワインバーになっているかと思います。また訪れたいです。
渋谷（松濤・神泉）『エンリコ』で飲んだ！今宵のワイン紹介「グリューナー・ヴェルトリーナー」
オーストリアの家族経営ワイナリーで大事に造られ、そのワイナリー内で女性にも楽しめる「JOMA」という新ブランド・ラインの中の一つとして誕生。悪酔いしないナチュラルワインです。
このワインに使用している「グリューナー・ヴェルトリーナー」は、オーストリアの有名な品種です。豊かな果実味と嫌味のない酸味、微かなスパイシーさなどを感じられます。リーズナブルなボトルもあるので、自宅のディナー用の白ワインとしても重宝するでしょう。
【タリトネのグルメ数珠つなぎ】おすすめレストラン・バーをちょこっと紹介
ここで『エンリコ』に関連するお店をちょこっと紹介します。
赤坂『ブタリ』
赤坂にあるフレンチビストロ。『エンリコ』と同様にあらゆるシーンで利用しやすいお店です。赤坂という立地上、やや高級感のある感じなため、ビジネスの会食にもおすすめ。
渋谷（松濤・神泉）『エンリコ』でイタリアンとワインを堪能しよう
以上、渋谷（松濤・神泉）の『エンリコ』の紹介でした。渋谷で大人な一人飲みやサシ飲みしたい時におすすめのお店です。人気店なのですひとまず予約してからどうぞ！
予約はこちらからどうぞ！