Counter Love!!!
今回は麻布十番のイタリアンレストラン『ピアット・スズキ』の紹介です。まず、基本情報をまとめておきます。
『ピアット・スズキ』の基本情報を紹介
麻布十番『ピアット・スズキ』
- ジャンル：イタリアン
- おすすめ酒：ワイン・シェリーなど
- アクセス：東京都港区麻布十番1-7-7 はせべやビル4Ｆ（最寄りは麻布十番駅）
- TEL：03-5414-2116
- コース利用時の予算：20,000円～40,000円
- おすすめ利用シーン：デート・友人とのカジュアルな食事など
- 定休日：日曜・祝日
- 予約はこちらからどうぞ↓
『ピアット・スズキ』は麻布十番にあるイタリアンレストランです。閑静な住宅街が広がる十番エリアには、地元住民の愛する居酒屋・レストランやバーが点在しています。
今回紹介する麻布十番の『ピアット・スズキ』は、同エリアにある「クチーナヒラタ」の系譜にあたるお店。師匠と同じく人気の高いお店です。
飲食店の入ったビルの4階にあり、エレベーターで上がり左手にお店があります。なんとも簡素な外観で、隠れ家的なバーのような入りにくさはそこまで感じさせません。
扉を開けると左手にアットホーム且つこじんまりとした雰囲気が広がっていて、手前にいくつかのテーブル席、奥に短いカウンター席があります。カウンターはローカウンタータイプで、しっかりと腰を下ろして料理と酒を楽しめます。全部で5席ほどの控えめなカウンターなので、ちょっとした一人飲みや静かなデートにおすすめです。
『ピアット・スズキ』の極上のイタリアンをコースで堪能
アットホームな雰囲気にホット肩を撫で下ろしつつ、席に招かれ着席。サクッとコースの内容を説明され、食前酒を選び静かにコーススタート。
カウンターの目の前では調理場が広がっているので、シェフやアシスタントの方々が調理に向き合っている姿を間近に見つつ、食前酒のシェリーワインのフィノとキレイな前菜などをいただきます。プレートにあるメニューはどれも美味しいのですが、それぞれ塩っ気や味の濃さはわりと違うので、後のコースの流れなどを考えると食べる順番に工夫が必要だなと記憶しています。
つづいてはフランス産のホワイトアスパラガス。ゆがいた後に鉄板で焼いたひと品は、ホワイトアスパラガスの食感と甘さが印象的でした。合わせたのは白ワイン。食が進みます。
このあと出されたのは冷製パスタと春キャベツのパスタのパスタ天国。
冷製パスタ（カッペリーニ）は散りばめられているトマトは糖度が高く、爽やかな甘さが素敵でした。一方で春キャベツのパスタ（フィットチーネ）は濃い味でコースの中ではパンチのあるもの。
コース終盤は魚メニューはスズキ、肉メニューは鴨肉。メインですね。
魚は柔らかくベターに美味しく、ワンポイントの海苔と米をパリパリに揚げたものが良い役してました。鴨肉は味自体は結構アッサリとしていて、ユニークな食感を楽しめる感じです。
コースは以上。ラストにデザートでプリンを楽しんで、一息ついて会計、お店をあとにします。滞在中、人気レストランならではの裏事情などを聞きつつ、ほどよくカジュアルに楽しみました。ちなみに、コースのほかにアラカルトもやっているので、一人飲みの際はわりと気軽に過ごせそうです。
『ピアット・スズキ』で飲んだ！今宵のワイン紹介「ニクラス DOXSソーヴィニョン」/「ブラウブルグンダー ピジェーノ」
（1）イタリアンワイン「ニクラス DOXSソーヴィニョン」
「DOXS」とはアナグマを指し、ラベルにもアナグマの手がデザインされています。こちらのワインの造り手は、黒ブドウのトロリンガーと白ブドウのリースリングという品種を交配させる「ケルナーワイン造り」をイタリアで初めてスタートしたそうな。
こちらはソーヴィニョン品種100％で造った一本で、上品な香りと味、そして色が魅力。
実際飲んだところ、爽やかで高貴な香りが素敵な印象でした。この良い意味で上品且つクセの少ない香りと味わいは、気分を気軽に上げたいコースの序盤で非常にありがたい存在でした。
（2）イタリアンワイン「ブラウブルグンダー ピジェーノ」
造り手はイタリア北部のアルト・アディジェ州、アッピアーノ山脈の標高500mのエリアに居を構える家族経営のワイナリー。1840年からワイン造りをスタートさせた老舗ワイナリーによる一本は、まろやかでバランの良いテイスト。
こちらのお店ではコースの後半にいただきました。雑味や苦味がほぼ感じられず、たしかに品の良い印象でした。素人からすると“良い子”すぎて飲みが進んじゃうくらいしか欠点が思いつきません（笑）
【タリトネのグルメ数珠つなぎ】おすすめレストラン・バーをちょこっと紹介
ここで『ピアット・スズキ』に関連するお店をちょこっと紹介します。
神保町『街路』
本の街・神保町の片隅で静かに営業しているアットホームなバーです。カクテルやウイスキーをほどよくカジュアルに堪能できます。店主がかつて麻布界隈でバーを開いていたこともあって、今回は『ピアット・スズキ』を紹介してもらいました。感謝です。
今回は『街路』を紹介します。 目次 1 神田・神保町のアットホームなバー『街路』とは？2 物知りなご夫婦による朗らかな接…
麻布十番『ピアット・スズキ』のカウンターでおいしい鮨・小料理を堪能しよう
以上、麻布十番のイタリアンレストラン『ピアット・スズキ』の紹介でした。カウンターメインではないレストランですが、アラカルトを中心に一人飲みでも楽しみやすいカジュアルさがあります。土地柄もあってバンバン普段使いできる価格帯ではないですが・・・いつもよりちょっと贅沢したい日や誕生日・記念日などにおすすめです。
予約はこちらからどうぞ！