上野・湯島の『日本料理 丸しま』にて和食や日本酒をゆったりと堪能

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今回は上野・湯島の『日本料理 丸しま』の紹介です。まず、基本情報をまとめておきます。

『日本料理 丸しま』の基本情報を紹介

『日本料理 丸しま』は、上野エリアにある和食料理屋です。不忍池から徒歩10分ほど南下していけば到着します。住所的にはダーティーでアダルトな雰囲気漂う湯島にありますが、大通りに面したところに店を構えているので入りやすいかと。

ドアを開けると手前に個室やテーブル席があり、奥に進むとカウンター席があります。全体的に純和風な作りで、前評判や外観とは良い意味でギャップがありません。

ド派手な店内BGMがなく、ほど良くアットホームな雰囲気は大人の憩いの場という感じです。

上野・湯島『日本料理 丸しま』でおいしい和食のコースをいただく

大将・マルシマさんやスタッフの皆さんから「いらっしゃいませ！本日はよろしくお願いいたします」と、丁寧かつ朗らかに挨拶されます。「変に気負わずゆったりと過ごせそうだなぁ」と内心ほっこりしながらカウンターで一呼吸。

ほどなくしてビールと食前酒、そして先付の「雲丹をのせたそら豆豆腐」が提供され、リラックスしたディナーコースのスタートします。

ちょっぴり可愛い絵柄が印象的な椀物の中身は、賀茂茄子・車海老・冬瓜などが入った薄葛仕立。上品なおいしさでした。

その後、お造りや旬の焼き物「鮎」をいただきます。鮎は夏季における和食の定番食材ですが、それだけに安定して美味しい。独特な旨味・苦味は日本酒などと見事にマッチするので、毎回恍惚の表情を浮かべながらかぶりついちゃいますね。

コース中盤の八寸にて、このお店のちょっとした心配りが垣間見えてきます。夏至蛸柔らか煮・鱧寿司・とうもろこし真蒸などが配されたこのひと品は、京都の「芽の輪くぐり」をイメージしたもの。

京の寺社では、夏越の禊として当年の上半期の穢れを清める神事「芽の輪くぐり」をすることで、下半期を無事に過ごせるように祈るそうです。

これをコースに取り入れて来客の無病息災を祈ったわけで・・・その心意気になんだかちょっぴり嬉しい気持ちになりました。

コースのラストスパートは時鮭の香り揚げ・蓮根などを含む油物や、和牛サーロインしゃぶしゃぶ仕立になります。個人的には時鮭がコース内のハイライトだったかもしれません。香り・味・食感全てがドンピシャで半端なかったです。

メインが終わり、ご飯ものである「土鍋穴子の湯葉あんかけ御飯」が登場。こちらもおいしく楽しい仕上がり方でしたね。バクバク食べれちゃいました。

ラストに甘味をいただいて、湯島『丸しま』の贅沢なコースの終了です。全体的においしいだけでなく、楽しいものが多く満足度高いコースだったと記憶しています。

ホスピタリティーも良かったです。お皿・グラスへの目線配り、基本的な食事・酒の説明、ちょっとした世間話などに気遣いを感じました。

大将は新宿『京懐石 みのきち』でキャリアをスタートさせ、湯島の地で独立して16年目の中堅。多くの常連さんも抱えているようです。このまま大将の店『日本料理 丸しま』が今後20年・30年と営業を続けて、ベテランとしてたくさんのファンから愛されるお店になることは間違いないと思います。

【タリトネのグルメ数珠つなぎ】おすすめレストラン・バーをちょこっと紹介

ここで『日本料理 丸しま』に関連するお店をちょこっと紹介します。

上野・湯島『Bar Shimojo』

『日本料理 丸しま』から徒歩5分ほどの距離にあるオーセンティックバー。自由人なマスターには『日本料理 丸しま』など、これまで色々なお店を紹介していただいてます。浅草の名店仕込みのカクテルはもちろん、ウィスキー・ラムなども堪能できます。2軒目利用でどうぞ。

カウンター・ラブ

上野・湯島『Bar Shimojo』は一人飲み向きのカクテルバー

今回は『Bar Shimojo』を紹介します。 目次 1 上野・湯島にある渋い大人のバー『Bar Shimojo』とは？…

上野・湯島『日本料理 丸しま』のカウンターで美しくおいしい和食と日本酒を堪能しよう

以上、上野・湯島の『日本料理 丸しま』の紹介でした。料理・ホスピタリティー・空間すべてに気配りを感じられるので、一人飲み・家族利用・デートなどにおすすめできますよ。

予約はこちらからどうぞ！