神楽坂の『恵さき』でおでんと日本酒を堪能

Counter Love!!!

今回は神楽坂・飯田橋の割烹料理屋『恵さき』の紹介です。まず、基本情報をまとめておきます。

『恵さき』の基本情報を紹介

神楽坂『恵さき』

  • ジャンル:割烹料理屋・小料理屋
  • おすすめ酒:日本酒
  • アクセス:東京都新宿区神楽坂3-6 佐藤ビル 1F(最寄りは神楽坂・飯田橋・牛込神楽坂駅)
  • TEL:03-5228-2971
  • コース利用時の予算:8,000円~15,000円
  • おすすめ利用シーン:カウンターで静かな一人飲み・カジュアルなデート
  • 定休日:日曜・月曜日
  • 予約はこちらからどうぞ↓

『恵さき』は神楽坂の小路に佇む小料理屋です。花街としての古き良き雰囲気に溶け込んでいて、その外観から「ゆったりと食事を楽しめそうだ・・・」なんて期待してしまいます。

店内の雰囲気は明るく、そこまでかしこまらずとも楽しめそうな小料理屋テイスト。引き戸を開けて手前に数人が寛げる短めのカウンターと調理場、奥にグループ用のテーブル席があります。

『恵さき』の食事コースを堪能

カウンター席中央に案内され着席、一息おいていざコーススタート。渋い雰囲気の大将からお通しとハマグリのお吸い物をもらいます。しっかりとした味と香りでリラックスしながらも気分は高揚。

一方で、大将の娘さんっぽい女性からは、オーダーした一杯目のシーバスリーガル・18年・ミズナラカスクのハイボールをいただきます。

この後、刺身・焼き鳥・焼き物と続きます。焼き物が分厚く、身はホクホクかつ皮はカリッとしていてたまりません。焼き鳥もでしたが、こちらの焼き料理は非常にジューシーでおいしいです。

コース終盤に差し掛かるところで、メインのおでんに突入です。おでんのための(おいしすぎる)前振りである刺身・焼き物を日本酒で流し込み、おでんに箸を入れます。

お出汁そのものもおいしく、ネタ的には厚揚げとさつま揚げがしっかりとした食感と旨味で印象深かったです。

おでんはさらに2皿きました。ネタは半熟玉子や冷やしトマト。半熟玉子はぜひ一口でほうばり、口いっぱいにおいしさを満たしてほしい逸品。そして、冷やしトマトはコースの〆一歩手前のひと品のためか、あっさりとしたテイストでした。

最初ガンガン押してきて、一歩引く・・・そんな恋愛上級者のようなコースかな?(笑)

ラストは雑炊でした。こちらも非常にあっさりテイスト。小料理屋の〆っぽいでした。

以上がおおよそのコースの流れ。量は過不足ない感じで、大食いの自分としてはアラカルトでちょっと追加したくなるくらいでした。看板メニューのおでんはもちろんですが、焼き料理もおいしくて最高。

『恵さき』で飲んだ!今宵の日本酒紹介「丹沢山 (たんざわさん)」

神奈川県の西側にある丹沢山系、その渓流の魅力を感じるスッキリとした辛口の日本酒。神奈川県を代表する看板銘酒の一つです。

酒造りにピッタリの酒米「若水」を使用し、職人が手作業で麹造り、そして低温でじっくりと長期発酵する・・・そうして造られた「丹沢山」は旨みと酸味のバランスが持ち味。

辛口の日本酒なので食中酒として人気です。今回は熱燗でいただきました。当然、コースと合わせていくうちにゆっくりと冷えていくのですが、その変化が好印象でした。熱いうちは余韻をたっぷりと感じられて、常温の時はややキレが増していった記憶があります。

これをコースのお供としてチョイスして良かったです!

【タリトネのグルメ数珠つなぎ】おすすめレストラン・バーをちょこっと紹介

ここで『恵さき』に関連するお店をちょこっと紹介します。

神楽坂『Bar Tarrow’s』

神楽坂にあるオーセンティックバー。筆者の知る限り、同エリア内でも屈指の正統派大人バーです。神楽坂で大人飲みしたいときや、美味しいカクテルを嗜みたい場合ににマストなお店といえるかもしれません。『恵さき』はこちらのマスターから紹介していただきました。

20代からのオーセンティックバー

今回は『Bar Tarrow’s』を紹介します。 目次 1 神楽坂の大人のバー『Bar Tarrow’s』とは?2 『B…

神楽坂『恵さき』のカウンターで絶品のおでんと日本酒を堪能しよう

以上、神楽坂の割烹料理屋『恵さき』の紹介でした。おでんをはじめコースメニューからは、大将のやさしさという隠し味を感じられます。遠方から定期的に通っているお客さんもいるようで、きっとここでしか得られない充足感があるのでしょう。おでんと熱燗、そしてお店から温かみを感じたい方はぜひ利用してみてください。

予約はこちらからどうぞ!