神田神保町の鮨屋(寿司屋・小料理屋)『神保町ひし谷』で鮨と日本酒を楽しむ

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今回は神田神保町の鮨屋『神保町ひし谷』の紹介です。まず、基本情報をまとめておきます。

『すゞ木』の基本情報を紹介

神田神保町『神保町ひし谷』

  • ジャンル:鮨屋・小料理屋
  • おすすめ酒:日本酒・焼酎・ビール・ハイボールなど
  • アクセス:東京都千代田区神田神保町1-54(最寄りは神保町・水道橋駅)
  • TEL:03-5577-4191
  • コース利用時の予算:10,000円~20,000円
  • おすすめ利用シーン:一人飲み・友人との静かな食事など
  • 定休日:土曜・日曜
  • 予約はこちらからどうぞ↓

『神保町ひし谷』は神保町の小路にある鮨屋・小料理屋です。神田神保町は「本の街」のイメージが強いと思いますが、意外と小粋な和食屋・バーもある程度充実しているエリア

今回紹介する『神保町ひし谷』はプロからの信頼が厚く、下町の実力派なお店です。外観は和食っぽいながらも都会的な印象で、比較的に入りやすい。せいぜい一見さんがちょっぴり緊張するくらいな感じですかね。

引き戸を開けてみると、内観もアットホームなスタイルでリラックスできそうです。席構成は数席分の短めなカウンターと、グループが静かに利用できるテーブル席がいくつかある程度のこじんまりした感じ。常連さんやプロが愛する「街の小料理屋さん」といえますかね。

『神保町ひし谷』の極上の鮨・和食コースを堪能

最初に「いらっしゃいませ!こちらの席へどうぞ」といった感じで、元気よくスタッフさんに声をかけられます。調理場を望めるカウンター席に通され、一息つきます。この時すでにリラックスしていました。やはりスタッフさんの元気や紳士な感じは、居心地に大きく左右するものですね。

そして、お店はどうやら色々と経験を積んできたベテラン大将を、修行中の若手スタッフ2人がサポートするといった体制を取っています。小さなキャパに対して十分なスタッフ配置で、きっとある程度のホスピタリティーが期待できるのだろうなと直感していました。

接客メインのスタッフが良きタイミングで「最初、なに飲まれます?」と声かけがあり、ひとまずウーロン杯から始めます。カクテルグラスに盛り付けられた白魚(しらうお)が、大将から挨拶代わりに貰います。これがほどよい甘さがあって、結構ガツガツ食べてしまいました。

さて、ヌルっと自然にコースのスタートです!

つづいて、岩手産の生牡蠣です。やや小ぶりながらもかなりの甘さとほんの少しの塩っ気を感じました。生牡蠣は生産地を3つから選べるスタイルで、大将からそれぞれの大きさ・甘みの濃さなどを説明してくれますので、もしコースに生牡蠣があった場合は遠慮せずに好みのものをチョイスしてみましょう。

生牡蠣を日本酒で流し込んだら、コースは北海道産のズワイガニ・千葉県産ハマグリの酒蒸しなどに続きます。どちらも甘さがありながらも、塩っ気が良いアクセントになっていました。コース中盤なのもあって、結構な濃いテイストで好み。なんとなく、スコッチのタリスカーと一緒に口と鼻を満たし、海を滅茶苦茶感じたいほど。

柔らかい苦味が印象の稚鮎(アユの子ども)の揚げ物などを挟み、大将から「ここからは鮨行きますね、うちは鮨が本業なんです」と告げられます。いよいよコースのメインに突入のようです。

鮨は一貫ずつ大将から貰うスタイルで、石鯛・真鰯(マイワシ)・平貝・エゾバフンウニ・コハダなどの流れでした。

鮨の中ではこのマイワシがハイライトだったかと。本当に美味かったです。

鮨は提供されたらすぐに食べるという鉄板マナーを崩してしまい、一瞬ネタを並ばせてしまいました。一生の不覚。とはいえどれも美味しかったですけどね(笑)

エゾバフンウニは王道(?)な北海道産。こちらもうまかったな~。〆のコハダを撮るころには酔いも回っていたようで、見事にピントズレしていました。

鮨が終了して、若竹のお吸い物でコース終了。爽やかな苦味を感じつつ、日本酒で流し込み全量摂取。お店をあとにします。店外まで大将が「ありがとうございました。またいらしてくださいね」と声をかけてもらい、充実したホスピタリティー性を感じつつ、この夜は次の店へ向かいましたとさ・・・。

『神保町ひし谷』で飲んだ!今宵の日本酒紹介「雪の茅舎」/「初孫魔斬」

(1)秋田県「雪の茅舎」

秋田県で造られている日本酒「雪の茅舎」は、フルーティーな味わいとスッキリとした喉ごし・風味が魅力です。酒蔵が明治時代に創業して以来、そのスムースな口当たりなどによって多くのファンを抱えています。

今回はコース前半の生牡蠣などと合わせていただきました。食事の邪魔をしないながらも、しっかりとした個性もあったので良いマッチング。こちらを飲み干した後に、さらにいただいたのが・・・?

(2)山形県「初孫魔斬」

山形県で造られている日本酒で、結構な切れ味と個性が輝く逸品。アタックはもちろん、口の中に溶かしていく過程もかなりクセを感じる仕上がり。

今回は後半の稚鮎の唐揚げや鮨といただきました。鮨のシャリの柔らかな酸味とマッチしていた印象です。ただ、この最高のマッチングは大将の握る鮨のクオリティー、とりわけ空気をほど良く含んだシャリのおかげなのかもしれませんが(笑)

【タリトネのグルメ数珠つなぎ】おすすめレストラン・バーをちょこっと紹介

ここで『神保町ひし谷』に関連するお店をちょこっと紹介します。

神田神保町『Jazz & Bar Concert』

神保町にあるオーセンティックバーです。静かにジャズが流れる店内で、ローカウンターに腰を下ろしカクテルやウイスキーを堪能できます。店主の修行元が銀座の有名店なので、下町ながら都会的でスタイリッシュな時間を提供してくれるでしょう。

カウンター・ラブ

今回は『Jazz & Bar Concert』を紹介します。 目次 1 神田・神保町のジャズバー『Jazz & Bar …

神田神保町『神保町ひし谷』のカウンターでおいしい鮨・小料理を堪能しよう

以上、神田神保町の鮨屋・小料理屋『神保町ひし谷』の紹介でした。こじんまりとしたお店なので、少人数で楽しめるお店です。よほど混雑している場合はわかりませんが、一定のホスピタリティーは確保されています。きっと素敵な夜を提供してくれるはずです。

予約はこちらからどうぞ!